個別指導学習塾「トライプラス前橋校」

だれでも何かにしがみついて生きています。
でも、しがみつくのを止めてもあなた自身の価値は何にも変わりません。

子供の成績、お金、夫の勤務先・地位、自分自身以外のものに価値を求めると、しがみつきたくなるものです。

特に子供はお母さんにとって「小さな恋人」なのです。
ですから、子育てを自己満足のためにしてはいけません。

結局子供を一人前の大人にするために教育しているようですが、実は子供を利用したお母さんの自己満足にすぎなかったのです。

では、どうしたらしがみつかずにお互い自立できるのでしょうか。
親は子供の自発性が出るまで「がまん」が出来ることが必要です。
特に小学校低学年のお子さんは能力の個人差が大きく、一つのことを連続でさせては飽きてしまいます。きりがいいところまでやったら５分程度休憩することで、飽きない集中力がつく子供になります。

では、小学校高学年ではどうしたらよいでしょう。
高学年になると内容も高度になり、授業について行けずに、学習習慣が乏しくなってくる頃です。
そこで、お母さんに出来ることは勉強に対する価値観を植え付けてあげることです。何のために勉強するのか・・・。
以前にも書きましたが、言ってはいけないのが「お金のため」です。

これさえ押さえておけば、素直な子供は学習習慣は自然と身につくはずです。
また、子供に対するしがみつきは薄らいでいくはずなのです。

特に中学受験を考えている場合親の役割は「何もしないこと」なのです。
子供は、勉強が「面白いから」するようになるのです。
従って、親の見栄や周囲に流されて子供の意思を無視した受験はいただけません。
それが、「しがみつき」なのです。